こんにちは!動物看護師の片野です!
今年最後のブログ更新になります!
あっという間に2021年が終わってしまいますね、、、。
皆様はどんな1年でしたか?
私は今年の2月末に三ツ池動物病院に入社し思い出がある1年でした!
2022年も三ツ池動物病院一同、精一杯勤めて参ります!
さて本題に入ります!
今回は『毛球症』について書いていこうとおもいます。
『毛球症』はご存知ですか??
猫ちゃんや、ウサギさん、フェレットにも多く見られます。
自分で毛づくろいをした時に毛を飲み込んでしまって
毛が固まってしまい胃や腸に詰まってしまいます。
特に長毛種の猫ちゃんや換毛期の時期は特に注意が必要です。
換毛期は春~夏。秋~冬。は気をつけましょうね!
また、換毛期だけでなく、ストレスや皮膚疾患の場合にも
毛づくろいを過敏にしすぎてしまい毛球症になってしまうケースもあります。
◎ストレスが原因の場合
・環境の変化
引っ越し、新しく家族を迎えた、近所で工事をしている
ペットホテルや入院などいつもと違う環境だと
毛づくろいがひどくなってしまう事も多々あります。
◎皮膚疾患が原因の場合
・ノミによる皮膚疾患
・食物アレルギー
・アトピー性皮膚炎
◎症状
・食欲が低下する。
・下痢
・1日に何度も吐く。
・元気がなく、ぐったりする。
◎予防
・定期的にブラッシングをする。
・食物繊維が多い食事を取り入れてみる。
・毛玉予防剤をあげてみる。
毛球症のフェレットさんや猫ちゃん、うさぎさんを何頭も診た事があります。
薬や毛玉予防剤を使って症状が落ち着いた子もいれば
完全に閉塞してしまい手術で摘出した例もありました。
手術になるととっても大変ですし麻酔のリスクもあります。
今出来る事として、長毛種の子や換毛期で毛が抜けやすい時期の時は
しっかりとブラッシングをしてあげて
食餌でも食物繊維が多い物を取り入れてあげたり
毛玉予防剤を使うのもいいかもです!
お家の子が食欲がなく下痢・嘔吐続いている等
いつもと様子がおかしければ早めに病院に連れてきてくださいね!
では、また!