こんにちは!動物看護師の片野です!
今年も残りわずかですね、、!
来週はクリスマス。皆さんのお家の子には、何をプレゼントしますか??
私の愛犬は食べる事が大好きなので
クリスマスプレゼントはおやつの詰め合わせをプレゼントしようと思います!
前回は猫ちゃんに多い『甲状腺機能亢進症』についてでしたが
今回は、逆で甲状腺のホルモンが低下してしまう病気で
6歳以降の犬ちゃんに多い『甲状腺機能低下症』について書いていきたいと思います。
さて、甲状腺機能低下症とは??
◎症状
・元気が無くなる
・食べているのに太る
・皮膚の脱毛(尻尾や身体の一部が脱毛する)
・皮膚疾患(膿皮症など)
・活動力の低下
・顔が悲しそうな表情に見える
・神経症状
などの症状が見られます。
血液検査で甲状腺の数値を測定する事によって診断をします。
◎原因
・甲状腺の腫瘍
・リンパ球性甲状腺炎
・特発性甲状腺委縮
・長期的にステロイドを服用していた
・下垂体の腫瘍
◎治療
甲状腺ホルモン薬を服用します。
定期的に甲状腺のホルモン検査をして血中のホルモン濃度を測り
投与量の調節をします。
この薬は生涯飲まなければいけません。
私の愛犬も甲状腺機能低下症なので甲状腺の薬を飲んでいます。
定期的にホルモン検査をして、今の薬の量で大丈夫かどうか診てもらっています。
シニアに入ってから甲状腺ホルモンの検査をしていますが
甲状腺機能低下症になったのは13歳の時でした。
高齢、シニアに入ったら一度、ホルモン検査を検討してもいいかと思います。
予防法は、どの病気もそうですが
早期発見・早期治療がとっても大切です。
甲状腺機能低下の症状にもある様に
皮膚の脱毛や元気がなくなる、食べているのに太る
などの症状が見られたら様子を見ず動物病院に来院する事をおススメします。
では、また!