肛門腺破裂

 

 

 

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

今回は『肛門腺破裂』について書いていこうと思います。

 

 

 

肛門腺とは?

肛門腺は犬ちゃん、猫ちゃんにあります。

肛門の左右に肛門腺の袋があり、臭いが強い液体の分泌物や、ペースト状の分泌物が入っています。

色も黒や茶色、灰色、様々な色の肛門腺が排出されます。

 

肛門腺の状態はその子によって違って、サラサラした物やドロッとした物や粘土状等様々です。

 

肛門腺は自然と排出されてしまう子もいれば自然と排出されない子がいます。

 

溜まりやすい子はすぐ溜まってしまいます。

なので月に1回絞る事をおススメします。

 

 

肛門腺破裂とは??

肛門腺の袋が沢山溜まりすぎてしまい皮膚が破裂してしまいます。

ほっておくと細菌感染や皮膚炎が起きたりします。

 

 

症状

・お尻を床にこすり付ける。

・お尻を気にする。

・座りたがらない。

・お尻から強いにおいをする。

・臭い独特な匂いがする。

 

などの症状が見られます。

 

 

予防

定期的に肛門腺を絞る事が一番の予防法になります。

月に1回が目安ですが、すぐ溜まってしまう子もいます。

 

私の愛犬は肛門腺が溜まりやすい子なので一週間に1回は絞ってます。

お風呂に週に1回入れているのでその時に一緒にやってます。

 

 

もし肛門腺破裂になってしまったら??

動物病院に来院することをオススメします。

先程も言ったようにほっておくと細菌感染や皮膚炎を起こしてしまうので

 

しっかりと消毒をして抗生剤や消炎鎮痛剤などの内科治療を始めます。

 

 

●外科手術で肛門腺を取る手術もあります。

私も何件か肛門腺を取る手術を見た事があります。

 

私の後輩の犬ちゃんも肛門腺を絞る事がとても苦手な子だったので肛門腺を取る手術をしました。

 

 

 

まとめると肛門腺は月に1回絞る事がとても大事です。

肛門腺を絞るのは、ちょっとコツがありますのでお家で出来なければ

動物病院で絞るので、来院してくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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