夏に多い病気(アトピー性皮膚炎)

 

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『夏に多い病気(アトピー性皮膚炎)』について書いていこうと思います!

アトピー性皮膚炎は若い子からシニアの子までよく見られる皮膚疾患の1つです。

 

 

◎原因

アトピー性皮膚炎の原因は様々な原因が考えられます。

ノミアレルギーや食物アレルギー、など。

 

また、もともとの体質でアトピー体質の子もいます。

遺伝的な要因も考えられています。

生後6か月~3歳ぐらいの若い時期から症状が出始め

年齢を重ねると皮膚の痒みが酷くなる事もあります。

 

皮膚バリア機能が弱い子もアトピー性皮膚炎になる事もあります。

 

また、室温湿度が適正でなかったりストレスでもアトピー性皮膚炎になる事もあります。

 

 

アトピー性皮膚炎になりやすい犬種

・柴犬

・シーズー

・フレンチブルドッグ

などの犬種がアトピー性皮膚炎になりやすいと言われていますが

その他の犬種もアトピー性皮膚炎になる事もあります。

 

 

 

◎症状

・痒み(四肢、脇、内腿、目周りや口周り)

・脱毛

・皮膚が厚くなる

・色素沈着

 

等の症状が出ます。

 

 

◎治療

・内科治療

→ステロイドや抗ヒスタミン剤、免疫抑制剤、インターフェロンなどを使用する。

 

・アレルゲン物質を除去する

→食物アレルギー(牛肉や豚、鳥、米、小麦など)や花粉、ハウスダストやノミなど考えられるものを排除する。

 

いつも食べているごはんは主に何の原材料が主に使われているか見て、

例えば、鳥が主に使われていれば、鳥が使われていないごはんに切り替えるのもいいと思います。

 

また、花粉やハウスダストは空気清浄機を使用したりこまめに掃除を行ったり

 

ノミアレルギーがある子はノミダニ予防をするのも効果的です。

 

 

・シャンプー療法

シャンプー療法をすることによって身体についたアレルゲンを洗い流すことが出来たり

皮膚を清潔に保つ事も出来ます。

 

シャンプーを行う際に注意する事は、

・適度な温度のお湯でしっかりと洗い流す。

・しっかりと泡立出てからやさしく洗う。

・ブラッシング

・洗い残しが無いように十分に洗い流す。

・保湿剤を使用する。

・タオルドライやドライヤーでしっかりと乾かす。

 

 

痒いと本人も辛いので、何かいつもと違う様子、皮膚に異常があれば早めに来院してくださいね!

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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