胃捻転

 

 

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

今回は『胃捻転』について書いていこうと思います。  

 

 

胃捻転とは?? 胃がねじれてしまう状態です。

胃捻転の状態はとても危険です。緊急手術が必要な事もあります。

血管を圧迫してしまったり、循環器不全、ショックで死に至る事もあります。    

 

 

原因

・早食い

・食べた後すぐ運動をする

・食後すぐ水を飲む

・胃ガスが発生しやすい

・遺伝

  ※食べた後すぐ運動する事は胃捻転になりやすく危険なので注意しましょう。  

 

 

症状

・お腹が張る

・吐きたいのに吐けない

・大量のよだれ

・落ち着きがなくなる

・息が苦しそう

・ぐったり    

 

治療

早めに処置をする事が大事です。

緊急手術をしなければ命を落とす事もあります。    

 

 

予防・対策

・早食いをさせない。

・食べたらすぐ水をがぶ飲みさせない。

・食後すぐ運動をさせない。

・一日一回の食事だと胃捻転になるリスクが上がるので数回に分けて食事を与える。  

早食いをしてしまうのであれば、早食い防止のお皿に変える。

それでもダメならご飯を小分けにして食べさせてあげる。

食後すぐに水をがぶ飲みしてしまうと食べ物が胃の中で膨らんでしまいます。    

 

 

 

胃捻転は緊急性が高く迅速に処置をしなければ命を落とす事もあります。

予防や対策はしっかりとすれば胃捻転になるリスクは下げられます。  

お家の子が早食いをしている場合や食べた後すぐ運動やお散歩に行く場合は 早食いをさせない。

食事後はゆっくりさせる等、予防できる事はしっかりと予防しましょう。  

また、大型犬は胃捻転になる事が多いのでしっかりと対策しましょう。     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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