猫風邪

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

9月に入り、今年も後3か月で終わってしまいますね、、、。

皆様は体調いかがでしょうか??

当院のスタッフはとっても元気です!

体調壊さないようにしてくださいね!

 

今回は、猫風邪について書いていこうと思います!

皆さんは、猫風邪についてご存知ですか??

 

猫風邪は主に、外に出る地域猫や、

猫の多頭飼育を行っている所、ペットショップやブリーダ―などから

引き取った子は猫風邪になってしまうケースが多いいです。

 

 

原因は、主に唾液感染・飛沫感染。

また、免疫力が低下すると猫風邪の症状が進行してしまったり重症化してしまいます。

 

症状

くしゃみ・鼻汁・発熱・目やに・口内炎・発熱・食欲不振。

 

潜伏期間は2~10日程と言われています。

 

 

猫風邪のウイルスの種類は

猫ウイルス性鼻気管炎』→猫ヘルペスウイルス

猫カリシウイルス』→猫カリシウイルス

が原因で引き起こされます。

この2つのウイルスは人には感染しません。

 

猫ヘルペスウイルスは一度感染すると

体内にウイルスの抗体が残ってしまう為、

免疫力が低下した時や他の病気にかかった時などに再発してしまう恐れがあります。

 

 

稀に『クラミジア』が引き起こすウイルスもあります。

このクラミジアは人にも感染してしまう危険性があるので

クラミジアに感染している猫を触った場合は、

しっかりと手洗い・消毒をしましょうね。

 

 

仔猫の場合は免疫力がとても低い為、脱水症状が起きて重症化する場合があります。

また、肺炎になってしまう危険性もあります。

 

人の風邪と同じように栄養の高いご飯を食べさせて免疫力を上げる事が大事です!

 

 

治療は主に

インターフェロンを投与や抗生剤や点滴治療が行われることがあります。

 

 

予防法

事前にワクチンを接種していれば軽度の症状で済むので

1年に1回予防接種をする事をおススメします。

 

 

また、多頭飼育している飼い主様は、

猫風邪に感染している子をお迎えしたら、他の子に感染しないように

部屋や食器を別々にすることを徹底しましょう!

 

 

では、また!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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