クリスマス・年末年始は誤食が多くなる時期!

 

 

 

こんにちは!

今回は『クリスマス・年末年始は誤食が多くなる時期!』について書いていこうと思います!

 

 

誤食はクリスマスや年末年始にかかわらず、通年を通して誤食で来院される患者様がいますが

特にクリスマスや年末年始は誤食が多く診られるます。

 

 

◎クリスマスに注意をしたいもの

観葉植物のポインセチア

→葉全体に毒があり、食べてしまうと下痢・嘔吐。触ると皮膚炎などの症状がでます。

万が一食べてしまうと死に至ることがあります。

 

ポインセチアだけでなく、ユリ科の植物も危険な植物なので絶対に口にしないようにしましょう。

 

チキンの骨

→チキンの骨は食道や胃、腸に詰まってしまったり、骨が胃腸を傷つけてしまう事もあります。

骨を捨てた後も注意が必要でゴミ箱をあさって食べてしまう事もあります。

 

クリスマスケーキ

→特にチョコレートケーキは注意が必要です。

カカオに含まれているテオブロミンやカフェインが代謝できない為、中毒症状を引き起こしてしまいます。

最悪の場合、死に至る事があります。

 

チョコレートには、「ダークチョコ」「ミルクチョコ」「ホワイトチョコ」がありますが、特に危険なのは「ダークチョコ」なんです。

また、チョコレートには乳成分も含まれています。

 

犬、猫は乳成分を分解できないので、万が一食べてしますと、下痢・嘔吐等の症状がでる事があります。

 

クリスマスツリーの飾りやプレゼントについてるリボンの誤食

→リボンや包装紙など食べてしまうと胃や腸で詰まってしまう事があります。

 

 

◎お正月に注意したいもの

 

おもち

→おもちを喉に詰まらせてしまう事が犬ちゃん、猫ちゃんも多いです。

犬ちゃん、猫ちゃんにはあげないようにしましょう。

 

お正月は小さいお子様や家族で集まったりしますよね。

小さいお子様はおもちゃ等を犬ちゃん、猫ちゃんに渡して誤って食べてしまう事も多々あります。

 

 

万が一、誤食してしまって腸閉塞になってしまったら、開腹手術や内視鏡手術になってしまいます。

開腹手術になってしまうと何日か入院しなくてはいけません。

誤食をさせない事が一番です。

もし誤食癖がある子は手に届かないところに飾りづけをしたり

ゴミ箱も漁らないように十分に注意する事が大事です。

 

誤食してしまった場合は様子を見ず30分以内に動物病院に来院してくださいね。

吐かせる処置ができます。様子を見ずすぐに連れてきてくださいね。

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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