誤嚥性肺炎

 

 

 

こんにちは!

今回は『誤嚥性肺炎』について書いていこうと思います!

 

 

◎誤嚥性肺炎とは?

食べ物や唾液、吐出物が気道に入り込んでしまう事を誤嚥といいます。

気道や肺に入ってしまうと細菌が増殖してしまい肺炎を引き起こしてしまいます。

 

 

◎原因

・巨大食道症

→吐き戻しがあると誤嚥してしまう事もあります。

 

・けいれん時に誤嚥してしまう事も。

→発作の時はよだれがでたりします。意識レベルが低下するとよだれが誤って気管に入り込んでしまう事があります。

 

 

・強制給餌や投薬の時

→誤って誤嚥してしまう事もあります。

寝たきりの子は特に注意が必要です。寝たまま強制給餌や投薬してしまうと誤って誤嚥してしまう事もあるので

しっかりと身体を起こして強制給餌や投薬をしましょう。

 

 

・麻酔の時

→麻酔をかける時は、絶食絶水の指示が出ると思います。胃の中に食べ物があると誤嚥することもあります。

全身麻酔の時は必ず絶食絶水で来てください。

 

 

◎症状

・咳

・苦しそうな呼吸をする

・呼吸困難

・呼吸時に音がする

・発熱

・ぐったり

・元気、食欲がない

等の症状がでます。

 

 

◎治療

酸素管理やICUでの入院管理が必要になります。

また、抗生物質や気管支拡張剤を服用します。

 

 

 

◎予防

強制給餌や投薬の時は誤嚥しないように注意しましょう。

特に寝たきりの子や高齢の子は、時に注意が必要です。

 

また、巨大食道症などの持病がある子も気を付けましょう。

万が一、いつもと様子がおかしいければ、すぐに動物病院に来院してください。

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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