狂犬病

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

 

 

今回は『狂犬病』について書いていこうと思います!

狂犬病は犬ちゃんを飼っている飼い主様なら、誰もがご存知だと思います。

 

日本には狂犬病は流行ではありませんが、とっても恐ろしいものなんです。

犬ちゃんだけでなく人にも発症します。

人だけではなく、ほ乳類全般に発症する恐れがあります。

 

 

犬ちゃんや猫ちゃん、コウモリなど野生動物に咬まれたり、引っ掻かれたりすると

狂犬病ウイルスが体内に入り、感染してしまいます。

 

致死率は100%。とっても恐ろしい感染症の1つです。

 

 

症状

【人】

・発熱

・頭痛

・疲労感

・風邪のような症状

・咬まれた患部に痛み

・水を怖がるようになる

・興奮、幻覚、不安症状、攻撃行動など。

 

潜伏期間

1か月~3か月と言われています。

 

 

【犬】

・発熱

・元気消失

・よだれが出る

・下痢、嘔吐

・暗い所に行きたがる

・狼のように遠吠えをする

・物に咬みつく

・地面を掘る

・ふらふら歩く

・異常行動をするようになる

・水を怖がる

など、、。

 

 

潜伏期間

1週間~2週間。

 

 

治療法

残念ながら治療法はありません。

人の場合は、狂犬病疑いの動物に咬まれた時は発病する前にワクチンを複数回接種すれば

発病の進行が遅くなると言われています。

 

 

予防法

狂犬病予防接種を行い、海外に行く場合は、動物に触らず、咬まれないようにする。

 

犬ちゃんをお家にお迎えしたら必ず

犬の登録

1年に1回の狂犬病予防接種をする。

鑑札、済票の着用が義務されています。

 

例外として、持病がある子は狂犬病接種を免除する場合もあります。

なので、狂犬病のワクチンを接種するか、しないかは、かかりつけの獣医さんと相談して決めましょう。

 

 

そして、狂犬病接種していない犬ちゃんは、他の犬ちゃんと接触させないようにしましょう。

また、咬まれないようにしましょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事