前立腺肥大

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『前立腺肥大』について書いていこうと思います!

 

◎前立腺肥大とは?

前立腺はオスの生殖器の一部で、精液を作る生殖器です。

膀胱の後ろにあり、肥大してしまうと尿が出にくかったり

便が出にくかったり等、様々な症状がでる事があります。

 

 

◎原因

精巣から男性ホルモン(アントロゲン)が分泌されますが

その男性ホルモン(アントロゲン)が影響していると考えられています。

 

去勢していない雄で中高齢犬に多く診られます。

 

 

◎症状

・血尿

・尿が出にくい

・便秘

・排便困難

・血便

・しぶり

等の症状がでます。

 

 

◎治療

・外科治療:去勢手術(精巣摘出)を行います。数か月ほど経つと肥大した前立腺は元の大きさまでに戻ります。

 

・内科治療:ホルモン剤(男性ホルモンの分泌を抑制する薬)を服用します。

ですが、内科治療は根本的な治療ではありません。

薬が効いて前立腺が引くが、また再発してしまいます。

 

 

◎予防

若いうちに去勢手術を行うことが予防法の1つです。

去勢手術は生後6か月から手術ができます。

 

繁殖を考えていなければ早めに去勢手術をすることをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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