誤食に注意!!

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は『誤食に注意!!』について書いていこうと思います!

 

誤食で来院する方はとっても多く、飼い主様が気が付かない間に食べてはいけないものを食べている事もあります。

また、お散歩中に誤って食べてしまう事も多々あります。

 

 

◎症状

・食欲不振

・下痢

・嘔吐

・ぐったり

・元気がない

・呼吸が速くなる

・よだれが増える

 

など、様々な症状が出ます。

元々、誤食癖がある子や、飼い主様が留守の間に誤食をしてしまった事も多々あります。

 

 

◎誤食してしまうもの

・お菓子の袋

・ビニール袋

・タオル

・おもちゃ

・ヘアゴム

・紐

・爪楊枝や割り箸

・ティッシュやトイレットペーパー

・電池

・たばこ

・乾燥材

・パック

・たまねぎ

・チョコレート

・植物(お花などの観葉植物を誤食してしまうと中毒を引き起こす事があります)

 

 

等、食べていない食べ物は日常生活に危険が潜んでいます。

 

 

◎もし誤食をしてしまった時の対応

・誤食をしてから30分以内に動物病院に来院してください。

 

 

◎治療

※食べてからどれぐらいの時間かかっているかや何を誤食したかによって処置方法は異なります。

 

・催吐処置:吐き気を促す注射を静脈注射し異物を吐かせます。

 

・内視鏡:全身麻酔で異物を確認し摘出します。内視鏡はメスを使わないので、負担は少ないですが、異物を摘出する際に食道などを傷つけてしまう事もあります。

 

・開腹手術:異物が大きい場合や腸に詰まってしまっている場合は開腹手術をします。開腹手術は内視鏡と同様全身麻酔を行います。

胃や腸を切開して異物を摘出するので入院が必要なのと、食事も何日間は流動食になります。

 

 

 

 

 

誤食は予防できます。誤食癖がある子は何度も食べてしまいます。

犬ちゃん猫ちゃん、フェレットが手に届く所に物を置かないようにする事がとっても大事です。

 

万が一腸閉塞や胃閉塞を起こしていたら腸管壊死や腹膜炎、敗血症等を引きを超し最悪の場合、命を落としてしまう事もあります。

また、これからクリスマスシーズンに入ると誤食も増えるケースがあります。

鳥の骨やプレゼントの紐等、誤って食べてしまう子がいます。

 

誤食しないように十分に注意しましょうね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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