こんにちは!
今回は『SFTS(重症熱性血小板減少症群)』について書いていこうと思います!
◎SFTS(重症熱性血小板減少症群)とは?
ウイルスを持っているマダニに咬まれる事が原因です。
ウイルスに感染した犬、猫に咬まれたり、血液や体液に直接触れてしまうと感染してしまいます。
人にも感染の恐れがあり、最悪の場合は死に至る事もあります。
致死率は10%~30%と高いです。
潜伏期間は6日~14日と言われています。
SFTS(重症熱性血小板減少症群)に感染した犬、猫の診察を行った獣医師、愛玩動物看護師も感染したと報告が出ており、
とても身近な感染症となっています。
◎症状
・下痢
・嘔吐
・発熱
・食欲不振
・白血球減少
・血小板減少
・リンパ節の腫れ
・神経症状
等の症状が出ます。
人も同様の症状が出ます。
◎治療
治療法がないため、対象療法になります。
万が一、SFTSに感染してしまったら、隔離し集中治療します。
◎予防
・しっかりとノミ・ダニ予防をしっかりとする。
・草むらなどの茂みに入らないようにする。
・人が草むらや茂みに入る場合は、長袖、長ズボンなど、肌が出ない服装を心がけましょう。
・着た服は家に持ち込まないようにする。
・万が一、洋服にダニがついていた場合は、ガムテープなので、取り除き、ジッパーや袋に入れて外に出ないように捨てる。
・人に吸血していたら、無理につぶしたりしないで、人の場合は、皮膚科などの医療機関に受診してください。
また、犬、猫にダニがついていたら、人と同様で無理につぶしたりしないようにして、動物病院に来院して下さい。