フィラリア(犬)

 

 

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『フィラリア(犬)』ついて書いていこうと思います!

 

 

フィラリアの予防期間は、地域によって違いますが

鶴見付近では、5月~12月が予防期間になります。

 

犬だけでなく猫や、フェレットにも感染してしまう恐れがあります。

よく、「うちの子は散歩もいかないし、家の中に蚊が入ってこないからフィラリア予防は大丈夫」

「高層マンションなのでフィラリア予防は大丈夫」と予防をしていない飼い主様が多いですが、

 

蚊は入ってくる可能性はありますし

フィラリアに万が一感染してしまうと最悪の場合死に至ることもあります。

 

フィラリアはしっかりと予防が大切です。

 

 

 

◎フィラリア(犬糸状虫症)とは?

フィラリアという寄生虫が原因で蚊に刺され感染してしまいます。

日本名では「犬糸状虫」といいます。

 

メスのフィラリアの方がオスより大きく

成虫はオスで体長約17㎝。メスでは体長約28㎝といわれています。

 

 

 

◎フィラリアの感染経路

 

 

◎フィラリアはどこに寄生する?

フィラリアは心臓に寄生する寄生虫です。

血液の流れに乗って最終的に右心房、右心室、肺動脈にとどまります。

 

 

 

◎フィラリアが感染するとどうなるのか?

フィラリアの成虫が心臓や肺動脈に寄生します。

血液循環障害を引き起こし様々な症状が現れます。

 

 

◎症状

フィラリアに感染初期は無症状です。

感染が進行すると

・咳がでる

・元気がない

・食欲がない

・呼吸困難

・腹水貯留

・多臓器不全

 

などの症状が出ます。

 

 

◎フィラリアの検査はなぜ毎年するのか?

犬の体内に成虫のフィラリアがいない事を確認する為にフィラリアの検査をします。

 

ミクロフィラリアは肉眼では分からないぐらいとても小さいんです。

このミクロフィラリアは薬で殺しても身体に吸収させてしまうので

薬で殺しても大丈夫ですが

 

大人になったフィラリアは薬で殺してしまうととっても危険です。

殺してしますとフィラリアが血管に詰まってしまい血栓の恐れがあります。

 

なので、体内に大人のフィラリアがいないかどうか毎年確認する必要があります。

 

 

◎予防

フィラリアは予防できます!

最悪の場合死に至ることもあります。

 

今は、フィラリアに感染して亡くなってしまう子は少ないですが

昔はフィラリアに感染して多くの子が亡くなってしまう子がとても多かったんです。

 

 

フィラリアの予防薬は色んなタイプのお薬があります。

犬ちゃんの性格や体質、飼い主様の生活スタイルに合わせて予防薬を選んであげましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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