こんにちは！

今回は『犬ジステンパーウイルス感染症』について書いていこうと思います！

 

 

◎犬ジステンパーウイルスとは？

ジステンパーウイルスの感染症により、とても致死率が高く感染力がとても強いウイルスです。

子犬で多いケンネルコフと症状が似ています。

 

ワクチン未接種の子や子犬、免疫力が低下している高齢犬は感染していまう事があります。

 

 

 

◎原因

犬ジステンパーウイルスに感染した子と飛沫感染や、排泄物や分泌物を舐めたり接触すると感染してしまいます。

犬だけでなくイタチ科などにも感染してしまうので、フェレットを飼っている方も注意が必要です。

 

 

◎症状

・食欲低下

・発熱

・元気消失

・鼻汁

・鼻や肉球が固くなる

・下痢

・結膜炎

・目やに

・咳

・呼吸器疾患

・けいれん

 

などの症状が出ます。

犬ジステンパーウイルスが脳に行くとジステンパー脳炎を引き起こし

けいれんなどの神経症状が出ます。

神経症状が出てしまうと後遺症が残ることがあります。

 

 

 

◎治療

根本的な治療はなく対症療法を行います。

脱水している場合は点滴を行ったり

下痢・嘔吐をしている場合は下痢止めや吐き気止めを内服したりします。

 

 

 

感染力がとても高いので、多頭飼いをしているご家庭は、

他の子が感染しないように隔離をすることがとても大事です。

 

 

◎予防

混合ワクチンを接種することによって予防できます。

子犬と接する機会が多い犬ちゃんは

ジステンパーが入っている混合ワクチンを接種をすることをお勧めします。