こんにちは!
今回は『狂犬病』について書いていこうと思います!
◎狂犬病とは?
狂犬病ウイルスを持つすべての哺乳類(人・犬・猫・こうもりなど)が感染します。
人獣共通感染症で発症すると100%死亡してしまう恐ろしい病気です。
◎原因
狂犬病に感染している哺乳類に咬まれたり、引っ掻かれたりすると
狂犬病ウイルスが体内に入り、感染してしまいます。
◎症状
犬が発症するまでの潜伏期間は2週間~2か月。
【犬】
・発熱
・元気消失
・よだれが出る
・下痢、嘔吐
・暗い所に行きたがる
・狼のように遠吠えをする
・物に咬みつく
・地面を掘る
・ふらふら歩く
・異常行動をするようになる
・水を怖がる
など。
・前駆期
性格や行動に異常が見られます。
興奮しやすくなったり元気がなくなったりします。
・狂躁期
音や光に敏感になってしまい狂暴化したりします。
・麻痺期
麻痺状態になり飲水困難、嚥下困難などの症状がでます。
そして昏睡状態になり最終的に亡くなってしまいます。
【人】
・発熱
・頭痛
・疲労感
・風邪のような症状
・咬まれた患部に痛み
・水を怖がるようになる
・興奮、幻覚、不安症状、攻撃行動など。
◎治療
残念ながら治療法はありません。
◎予防
毎年必ず狂犬病の予防接種をする事がとても大事です。
日本では狂犬病予防法により毎年狂犬病接種することが義務化しています。
昔は、日本でも狂犬病はありましたが、現在は日本に狂犬病は発生していません。
近隣国ではいまだに狂犬病が発生しています。
特に東南アジア、中南米、アフリカで狂犬病の発生があります。
いつ日本に狂犬病が入ってくるかわかりません。
なので、毎年必ず狂犬病接種をしましょう。