猫ワクチン~猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス)~

 

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『猫ワクチン~猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス)~』について書いていこうと思います。

 

 

◎猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス)とは?

猫パルボウイルスに感染することで発症してしまいます。

このウイルスは感染力が強く経口感染で感染してしまいます。

環境下に数か月ウイルスが生息するので、注意が必要です。

また、子猫や免疫力が低下している子は致死率が高いんです。

 

消毒はアルコールでは死滅しません。

次亜塩素酸ナトリウムで死滅します。

 

◎症状

・元気消失

・食欲不振

・発熱

・下痢

・嘔吐

・脱水

・白血球減少

などの症状がでて、症状が重度の場合は死に至ることがあります。

 

 

感染したウイルスは扁桃リンパ組織で増殖し

その後、リンパ節や骨髄、小腸、小脳、心筋までウイルスが到着します。

 

◎治療

対症療法で治療をします。

抗生剤やインターフェロンなどの投与。

脱水や食欲がない場合は、点滴をしたり

下痢をしていたら下痢止めや、嘔吐している場合は、制吐剤を使用したりします。

 

 

◎予防

ワクチン接種をしっかりとすることで予防できます。

万が一、猫汎白血球減少症(猫パルボウイルス)の子がいたら

隔離をして食器など分けて消毒をしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事