混合ワクチン~アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)~

 

 

 

こんにちは!

今回は『混合ワクチン~アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)~』について書いていこうと思います!

 

◎アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)とは?

アデノウイルス1型の感染のより発症してしまいます。

感染力が強く潜伏期間は4日~7日間といわれています。

ワクチンを接種していない子犬に感染してしまうと死に至ることがあります。

 

 

◎原因

感染している犬の尿や唾液に触れてしまったり接触してしまうと感染してしまいます。

 

 

◎犬伝染性肝炎とは?

アデノウイルス1型の感染のより発症してしまう事が原因です。

感染力が強く潜伏期間は約4日~7日間といわれています。

このウイルスは、数か月も死滅しない為、しっかりと消毒が必要です。

 

アルコール消毒ではこのウイルスは死なないので、56℃以上の熱湯消毒や、次亜塩素系の消毒液で消毒しましょう。

 

 

◎症状

・食欲の低下

・元気消失

・発熱

・嘔吐

・鼻水

など、軽度の場合は、何日かしたら回復しますが

重症の場合は死に至ることがあります。

 

重度の時の症状

・肺炎

・気管支炎

・肝炎

・リンパ節が腫れる

・血便

・出血傾向になる

 

回復期には「ブルーアイ」といわれる、角膜が青白く見えることがあります。

 

◎治療

対症療法で治療します。

抗菌剤や点滴療法で治療します。

また、貧血がある場合は輸血を行う事もあります。

 

 

◎予防

ワクチンをしっかりとすることで予防できます。

子犬は母犬から移行抗体が失い、感染しやすい時期にしっかりとワクチン接種を行い

抗体をしっかり作ることがとても大事です。

そして子犬のワクチンがまだ終わっていない子と接触する事は控えましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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