こんにちは!動物看護師の片野です!
今回は『指間皮膚炎』について書いていこうと思います!
◎指間皮膚炎とは??
指間皮膚炎は肉球の間に炎症が起こる事です。
肉球の間を舐めてしまう事によって赤みや腫れ、脱毛、痛みを伴ってしまいます。
触ると嫌がることもあります。
◎原因
・マラセチア
・アレルギー
・細菌や真菌
・ストレス
・過度なグルーミング
・怪我や肉球の火傷
・爪の病気
など様々な原因があげられます。
◎治療
・内科治療(ステロイドや抗生剤等を使用する)
・薬浴
・口腔内はとても汚いので、舐めてしまうと細菌が繁殖してしまうので舐めさせないようにする。
◎予防
・清潔に保つ事。
汚れがあると細菌が繁殖しやすくなるのでお散歩の後はしっかりと洗ってあげて乾かすことが大事です。
・アトピー性皮膚炎やアレルギー性皮膚炎でも指間皮膚炎になる事があります。
皮膚が弱い子は指間皮膚炎になる事がよくあります。
また、ノミやダニなどの寄生虫が影響でもなる事があります。
マラセチアという菌が原因で指間皮膚炎になる事があります。
皮膚スタンプ検査でマラセチアがいるか確認ができます。
・ストレスが原因。
お留守番の時間が長かったり環境変化等、過度なストレスがかかると手足の肉球を舐めたり噛んだりしてしまう事があります。
指間皮膚炎は長期にわたって治療することもあります。
ストレスや一人の時間が多くなったり、手足を清潔に保たないと肉球を舐めてしまいまたぶり返してしまいます。
なので、舐めさせないようにする。もし舐めていたらやめさせる。
エリザベスカラーをするのも1つの予防法です。
また、散歩の後、足を洗ったらしっかりと乾かすことも予防法の1つです。
もしお家の犬ちゃんの肉球を舐めていたり
気になることがあれば早めに動物病院に来院する事をお勧めします。