誤食~紐やおもちゃなど~

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『誤食~紐やおもちゃなど』について書いていこうと思います!

 

 

誤食で多いのが、紐や、ボール、ゴム製のおもちゃ、イヤホンのーーーーーを誤って食べてしまう子が多々見られます。

万が一誤食してしまうと胃や腸に詰まってしまい、最悪の場合、開腹手術をして摘出しなければいけません。

 

 

◎誤食しやすいもの

・ボール

・ひも

・ボタン

・串

・爪楊枝

・乾電池

・ストッキング

・釣り針

・ポリ袋

・人の薬

・ヘアゴム

 

など。

 

 

◎症状

・食欲不振

・下痢

・嘔吐

・元気がない

・呼吸困難

・苦しそう

・ぐったり

などの症状が出ます。

 

 

◎治療

・催吐処置

→胃の中に異物が残っていれば吐かせる手術を行います。

 

・内視鏡

→催吐処置を行っても異物が出なければ内視鏡を行い異物を摘出します。

ただ、犬ちゃん、猫ちゃんの場合は、全身麻酔を行います。

 

 

・開腹手術

→催吐処置や内視鏡では摘出できなかった場合や腸閉塞してしまった時は、開腹手術をして異物を摘出します。

開腹手術の場合は、入院が必要になります。

 

 

◎予防

食べていけないものは、犬ちゃん、猫ちゃんが手に届かない所に置くようにしましょう。

猫ちゃんは紐を誤食してしまうケースがとっても多いので注意が必要です。

 

時々ですが、肛門から紐が出てきているときに誤って引っ張ってしまう飼い主様がいますが、

絶対に引っ張らず、すぐに動物病院に来院してください。

 

また、誤食させないようにしっかとしつけをすることもとっても大事です。

万が一誤食をしてしまった場合は様子を見ず、すぐに動物病院に来院してください。

誤食してからすぐに動物病院に来院できれば、催吐処置を行い、異物を吐かせることが出来ます。

様子を見てしまうと、命にかかわる場合もあります。

 

誤食は予防ができます。

誤食癖がある子は手に届かない所に物を保管したり、

遊び終わったら、片付けるなどしたら予防にもなります。

 

また、観葉植物やタマネギやチョコレートなど、犬ちゃん、猫ちゃんが食べていけない物は置かない事も大事です。

料理中に誤ってタマネギを食べてしまったケースも多々あり、そのような場合は、料理中はケージに入れておくのもいいと思います!

 

誤食には気を付けましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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