股関節形成不全

 

 

 

 

こんにちは!

今回は『股関節形成不全』について書いていこうと思います!

 

 

◎股関節形成不全とは??

股関節の骨が変形してしまう事で

関節付近に炎症が起きてしまい、痛みが生じてしまいます。

大型犬に多く診られる疾患です。

 

 

 

◎原因

遺伝要因によるものだと考えられています。

 

また、太りすぎてしまったり激しい運動(関節に負担がある運動)をしてしまうのも原因の1つです。

成長期に激しい運動をするのよくありません。

 

 

◎症状

・跛行

・横座りをするようになった

・歩くのを嫌がったり、歩いてもすぐ座り込んでしまう

・階段の上り下やジャンプを嫌がる

・不自然な歩き方をする

・走る時はうさぎのように後肢を一緒に動かして走る。

 

大型犬に多く若い子に発症の傾向があります。

 

 

 

◎治療

⦿内科療法

・痛み止めを使用し痛みの緩和。

・グルコサミンやコンドロイチンなどのサプリメントを使用する。

・レーザー治療

・体重制限

・運動制限

 

外科療法

状態によって術式が変わってます。

 

 

◎予防

大型犬は小型犬に比べて股関節形成不全になりやすいので、

大型犬をお家にお迎えする場合は、肥満には気をつける事。

また、若齢の子でも発生率も高いので、過度な運動や食事管理は十分に注意しましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事