療法食を食べてくれない、、、。

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

暦ではもう春ですがまだまだ寒いですよね、、、。

早く暖かく欲しいですね。。。

 

 

さて、今回は、「お家の犬ちゃん、猫ちゃんが療法食を食べてくれない、、、。」と

悩まれる飼い主様が多く、相談を受ける事が多々あります。

 

今回は、その悩みを少しでも軽減しお役に立てればと思い

ブログをかいてみようと思います。

 

 

療法食とは、、、??

療法食はその病気に対して栄養バランスが調整されたご飯の事です。

 

 

療法食の種類

・下部尿路疾患(膀胱炎・尿路結石など)

・腎臓疾患(腎不全)

・消化器疾患(膵炎・高脂血症・肝炎・下痢・軟便・大腸炎)

・皮膚疾患(アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎)

・ダイエット、減量食(減量が必要な子)

・糖尿病

・心臓病

・関節炎

等があります。

 

 

『どうしても療法食を食べてくれない』

そんな時は、以下の事を試してみてください!!

↓↓↓

・根気よくその子の口に合うものを試す。

・各会社から療法食が出ているので色んなメーカーのご飯を試す。

・ドライのご飯より缶詰やパウチのご飯の方が風味もいいのでそれを試してみる。

・少し電子レンジで温めるorふやかす。

・お皿変えてみる。

・手からかげてみる

・今食べているご飯と混ぜてあげてみる。

 

 

無理やり口の中に入れてあげてみるのも1つの手ですが

一度嫌な思いをすると今後ご飯を食べてくれなくなってしまうので

口元にご飯を持って行っても食べなければ無理してあげなくてもいいです。

 

ただ、猫ちゃんの場合、何日もご飯を食べないと

肝臓などの臓器に影響が出てしまうので、食べなければ動物病院に来院してくださいね。

 

 

ドライの袋の中に出汁パックや鰹節など入れておくと成分は変わらず

風味がつくので、一度試してみてもいいかもしれませんね!!

 

 

下部尿路疾患の療法食や腎臓疾患の療法食は

食べてくれない子が多く、よく飼い主様から相談を受けます。

特に猫ちゃんは難しいので飼い主様の根気が大事な気がします。

ある飼い主様は、各メーカのご飯を何種類か購入して頂いて

ローテーションであげている方もいました。

 

療法食は獣医師の指示のもと用いるご飯なので、

飼い主様の判断で、療法食をあげたり、止めてしまうと

病気の再発や進行してしまうので、

必ず、かかりつけの獣医さんに相談してみてくださいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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