犬・猫の食事の選び方

こんにちは!動物看護師の片野です!

 

皆さんは、お家のワンちゃん、ネコちゃんのご飯はどうやって選んでますか??

嗜好性がいいもの?カロリーが低いもの?年齢にあったもの?

今回お話しする内容は健康な子のご飯の選び方になりますので、

病気の治療中で療法食が必要な子はそのご飯をあげてくださいね。

 

まず1つ目。

美味しく食べてくれる事!

愛犬、愛猫がおいしく綺麗に完食してくれたら嬉しいですよね?

なので、健康な子はその子のお口に合うご飯を選んであげましょう!

 

例えば、病気で療法食が苦手で食べてくれないんです…。

と悩まれている飼い主さんも多いのではありませんか??

療法食を食べる事によって病気が改善されたり、緩和されるケースが多いんです。

食べさせ方には色々な工夫がありますので、困っている事があれば

いつでもご相談くださいね!

 

2つ目は。

毛艶が良くなる事!

『皮膚・被毛は栄養状態のバロメーター』と言われるほど

ワンちゃん、ネコちゃんの皮膚・被毛と食事には深い関係があるんです!

小型犬や猫では摂取したタンパク質のおよそ30%が皮膚・被毛の繊維に使われているといわれています。

その子にあった食事を食べられていると皮膚や毛艶は良くなります。

合っていないと毛がパサついたり艶がない被毛になってしまいます。

食事を変えてから皮膚・被毛に艶などが出てくるのに約2か月ぐらい時間がかかります。

小さい頃からずっと同じご飯をあげていると、年齢を重ね、

ライフステージが変わっていると代謝も変わっていき、毛艶も変化していきます。

今のご飯で小さい頃は皮膚も毛艶も良かったけど、今は少し艶もなく、

皮膚も調子が悪いようでしたら、ご飯を変えてみるのも良いかもしれません。

 

 

3つ目。

うんちの臭い、量はどうでしょうか??

もともとうんちは臭いますが、合っていないと臭いはあまりしなく

量も少なくなります。

食事を変えてみて、うんちの量、臭いが前よりも違うなーと感じたら

その食事は合っていない可能性は高いと思います。

 

基本的には、フードの中の食物繊維が増えるとうんちの量も増えます。その為、ダイエットフードは食物繊維を増やして、満腹感を得られるように工夫されているんです!

減量が必要な場合は、うんちの量が増える事よりも体重を落とす事の方が

優先順位が高いので、うんちの量が増えていたとしても、

子の子には合わない、と思わず長期的にあげてみてくださいね!

 

特にダイエット中ではなく、うんちの量が以前食べてたフードより

増えていく場合は、その子にとって消化しにくいご飯になっている可能性が

あるので、前のフードに戻すか、別のフードに変えてみるといいと思います。

 

是非、参考にしてみてくださいね!

YouTubeにもUPされているのでそちらも参考にしてみてくださいね!

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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