犬ちゃん、猫ちゃんの乗り物酔い

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

やっと、関東も梅雨入りしましたね!

 

さて、

初めて犬ちゃん、猫ちゃんを車に乗せてたら

突然、吐いてしまった!気持ち悪そうなそぶりをしてしまう事、

経験したことはありませんか??

このような症状は『車酔い』と言われています。

車酔いをしてしまう子は多いんです、、。

なので、今回は乗り物酔いについて書いていこうと思います!

 

私は、14歳のマルチーズの女の子を飼っています。

色んな所に連れて行ってあげたかったので

車に慣れさせるために少し練習した記憶があります。

我が家の愛犬は、車酔いをあまりしない体質だったので

1度吐きましたが、それ以降は、吐くことはしなかったです。

ただ、今も車に乗せる時は、窓を開けて外の空気をかがせてあげたり

膝の上に載せたり、分厚いクッションの上に座らせたりして、工夫してます。

 

 

車酔いの症状

・パンティング(呼吸がはやくなる)

・吐き気

・気持ち悪そうなそぶり(口をくちゃくちゃする)

・よだれが多くなる

・あくびが増える

 

 

車酔いの原因

①三半規管への影響

三半規管とは、、、

耳の奥にあり、身体のバランスを保つ器官なんです。

三半規管は私たち人間にもあるんですよ!

 

眼で見る情報と身体で得る情報に違いがあり、

バランスが取れなくなってしまうと具合が悪くなってしまいます。

私たちも車の中で、携帯や本などを読んだり、

山道をぐるぐる車まで走ると気持ち悪くなった経験はありますよね、、、。

それと同じなんです、、、!

 

②動物が苦手、嫌いな臭い、車内の匂い

犬ちゃん、猫ちゃんはとっても匂いに敏感なんです。

・柑橘系の匂い

・香水、制汗剤などの人工的な匂い

・アルコールの匂い

・タバコの匂い

上記の匂いが動物たちが苦手なんです、、、。

 

車内は、匂いがこもりやすいので窓を開けて換気してあげましょう!

それか、香水や制汗剤などは控えるといいと思います!

 

対策

①症状が出たら車を止めて空気の入れ替えをしてあげましょう!

 

②少しずつ車に慣れさせる

 

③やや狭めのクレートやキャリーバックに入れてあげると

動きが制限され身体が揺れにくくなり、車酔いが軽減されます!

クレートやキャリーに布をかけてあげるのもいいかもしれません!

 

④食後や空腹時は避ける

食後2時間は車に乗るのは避けた方がいいかもしれません。

お腹がすきすぎてしまう子は空腹時間を短くするといいと思います!

 

 

車酔いが気になる方は、一度動物病院へ来て獣医師、動物看護師に相談してみてくださいね!

吐き気止めの薬も処方する事ができます!

体重も詳しく知りたいので、飼い主さんと、愛犬、愛猫を連れてきてください。

 

 

当院のyoutubeに車酔いについて動画がupされているので

そちらも是非、ご覧くださいね!

 

↓↓

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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