日頃のお手入れ~ブラッシング~

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

8月も後半に入り、時間の流れが速くてとってもびっくりしています。

皆さん体調はいかがですか?体調崩さないように気をつけてくださいね!

 

 

さて、今回は定期的なブラッシングについてです!

皆さんのお家の犬ちゃん、猫ちゃんはブラッシングはしていますか??

 

私たち人間も毎日くしで髪の毛を梳かしますよね?

それと同じで犬ちゃん、猫ちゃんも定期的なブラッシングが必要なんです。

毛づくろいをする時に毛玉があると飲み込んでしまい

胃や腸に毛玉が詰まってしまいます。

 

ブラッシングは飼い主さんとのコミュニケーションにもなります。

 

特に定期的なブラッシングが必要なのは

長毛の猫ちゃんです。

長毛種の猫ちゃんは定期的にブラッシングをしてあげないと

毛玉になってしまい、毛玉を取るのがとっても大変なんです。

 

軽度の場合だと、猫草や毛球除去剤などによって取り除く事ができますが

症状が重症だと胃や腸に毛玉が詰まってしまう可能性があります。

 

ちなみに、犬ちゃん、猫ちゃんだけでなくフェレットも

毛玉が胃や腸に詰まってしまう事が多々あります。

 

そうなってしまった場合は外科手術をして毛玉を取り除かなくてはいけません。

なので、定期的にブラッシングをして毛球症にならないようにしましょうね!

 

 

小さい時からブラッシングに慣れておくといいと思います。

嫌がって暴れてしまう場合は無理矢理押さえつけてやらなくてもいいです。

 

毛玉はひどくなるとフェルトのようになってしまい

皮膚が引っ張られて痛みが生じてしまいます。

 

ブラッシングのステップとして

①ブラッシングは怖くないものと覚えさせる。

コームやぶらしを見せたり、臭いを嗅がせたりする。

 

②嫌がったらすぐやめる。

③一気に全身ブラッシングをやろうとせず

「今日は背中だけ」と決めて短時間でブラッシングをするようにする。

 

④最後はご褒美でおやつをあげる。

 

①~④は長毛の猫ちゃんだけでなく犬ちゃんも同様です。

 

 

毛玉が出来やすい場所として

・耳の裏

・脇の下

・足の付け根

・尻尾

 

もしブラッシングが苦手で嫌がる子は手袋タイプのブラシを選んだり

ブラッシングが終わった後にご褒美をあげる等、工夫するといいと思います。

 

 

当院のyoutubeにブラッシングのやり方の動画がupされてます!

参考になると思うので

是非そちらもご覧くださいね!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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