免役介在性血小板減少症

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

 

 

今回は『免疫介在性血症板減少症』について書いていこうと思います。

皆さんはこの病気はご存知でしたか??  

 

免疫介在性血小板減少症とは?

血症板とは、血液凝固の役割があり、止血に重要なものです。

何らかの原因で、免疫異常により、自分の免疫が血小板を破壊してしまう病気です。

 

原因

残念ながらはっきりと原因は分かっていません。  

 

 

症状

・点状または斑状出血

・眼、耳介、腹部などの皮膚や粘膜に出血または内出血

・血尿

・鼻出血

・食欲低下

・元気消失  

 

 

治療

ステロイドや免疫抑制剤などの内服治療または抗癌剤治療。

または、輸血する場合もあります。

 この病気は一度治っても再発する事があります。

定期的な診察と血液検査、薬を自己判断で辞めないで治療する事がとっても大事です。    

 

この病気は、私の愛犬も昔発症しました。

ふと、お腹をなでていたら腹部に内出血を見つけて 慌てて動物病院に行った覚えがあります。  

血症板の数値がかなり低くかなり危険な状態だったので入院しました。

本人はいたっていつもと変わらず普通でした。

万が一、物にぶつかったり、ゲガをしてしまって出血が止まらない危険性があるので 数値が安定するまで入院しました。    

 

退院後は安定していてましたが、また再発してしまいました。

今は、血小板の数値は基準値で、免疫介在性血小板減少症に対する薬は飲んでいません。  

 

この病気は突然発症するのでびっくりしました。

ほっておくと命にかか関わるので腹部に内出血や血尿などがでたら

迷わず、すぐに動物病院に来てくださいね!

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事