ダイエット!!

こんにちは!動物看護士の片野です。

新年度、新学期、新生活が始まり皆様いかがお過ごしでしょうか?

動物病院は狂犬病予防注射や健康診断などで忙しく、

当院の患者様には診察にお呼びできるまでにお時間がかかってしまい申し訳ございません。

 

 

今回はダイエットについて書いていこうと思います!

最近、抱っこしたら重くなったなーっと、ふと、感じることはありませんか?

お家の子のワンちゃん、ネコちゃんの理想体型はどうでしょうか??

体重が増えすぎてしまうとさまざまな病気のリスクがあるんです。

例えば、、、皮膚病、糖尿病、関節炎、尿路疾患、心臓病、など、、、。

理想体重の子の方が肥満の子に比べて平均寿命が短いとも言われています。

可愛くておやつをあげたくなってしまうお気持ち凄く分かります。

私も来月で14歳になるマルチーズの女の子を飼っています。

つい可愛くておやつやドライのごはんをたくさんあげてしまいます笑

でも、長生きしてほしいし、健康で元気に過ごしてほしいので

体重管理、ご飯の管理はしっかりと私たち飼い主が管理してあげることが大事なんです!

 

 

理想体型のチェックポイントは3つあります。

①肋骨が触れるかどうか。

明らかに肋骨が浮き出ている場合は痩せすぎ。

眼で見て肋骨が分かるのはやせ気味なので注意が必要です。

肋骨の形は外から見ても分かりません。

指で1本1本の肋骨が分かる程度のレベルが理想です!

反対に肋骨が触れない、わからない場合は太り気味、もしくは太りすぎになってしまいます。

 

②腰骨が触れるかどうか

こちらも肋骨と同様に明らかに浮き出ている場合は痩せすぎです。

形が見える感じも痩せています。

腰骨の形が外から見ても分からないけれども、なだらかな形が感じられる場合は理想体重です!

反対に触れない、丸っこい子は太りすぎになってしまいます。

 

③上から、そして横から見てくびれがあるかどうか。

程度のくびれがある事が理想的です!

くびれを触る時に骨がゴツゴツするようであればやせ気味。

くびれがない場合は太り気味です。

全くくびれがない場合もあります。

 

もし、お家の子が痩せ気味かなー?と思ったら食事の量を1割増やしてみてくださいね。

反対に太りすぎかなー?と思ったら1割減らしてみてくださいね。

例えば、1日50gあげていたら1割減らして45gを1日量として1日2回に分けてあげてみる。という感じです!

 

もしくは、ダイエットフードに切り替える事も一番効果的です!

おやつ、私たち人間の食べ物をなるべくあげないようにする。

あげるとしたらドライフードにするなど。

フードの袋にはカロリー表が書いてあるので、その部分をしっかり見て適切な量をあげるようにしましょうね。

今食べているご飯よりカロリーが低いご飯を選ぶ事も需要ですよ!

 

遊びながらの運動する事もダイエット法の1つです!

ワンちゃんの場合はお散歩の時間を長く行く。

ネコちゃんはお散歩に行く事が少ないので、おもちゃを使って運動させるのもおすすめです。

ワンちゃんも同様です!

ネコちゃんお本能的に光や羽のおもちゃを追いかけます。

なのでそれを生かして運動させましょう!

体重が減るにつれてより活発に、より長時間遊べるようになります。

 

安全なおもちゃを色々用意して、頻繁にローテーションさせて

1日に数回、ほんの数回、数分ずつ遊ぶ方が忍耐力にとっても運動量としてもいいと思います。

 

適正体重になるメリットはいくつかあります!

適正体重になれば身体が軽くなり、とても快適に動けるようになります。

より上手に走ったりジャンプしたり、遊んだり、ご家族と一緒に楽しめる時間が増えると思います!

 

体重に関連した様々な病気のリスクが低下しますし

ネコちゃんの場合は簡単にグルーミングができるようになるので

毛並が良くなります!

また、痩せることで立ち上がる事が多くなり、より頻繁にお水を飲みに行ったりトイレに行くようになるので

尿路疾患などにかかりにくくなります。

 

最後に、ダイエットは飼い主さんとその子との戦いです!

少しずつ、時間をかけて焦らず挑戦してみてくださいね。

お勧めのダイエット食や気になる事があればいつでも相談してくださいね!

 

 

youtubeにもダイエットについての動画がアップされているので是非、そちらもご覧くださいね!

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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