もうすぐバレンタイン

 

 

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

もうすぐバレンタインの時期ですね!

皆さんはバレンタインは手作り派ですか?

私は、料理がちょっぴり苦手なので毎年購入しています(笑)

 

さて、今回は『チョコレート中毒』について書いていこうと思います!

皆さんは『チョコレート中毒』はご存知ですか??

犬ちゃん、猫ちゃんにとってチョコレートはとても危険な食べ物なんです。

 

 

なぜ、私達人間がチョコレートを食べても問題ないのに

犬ちゃん、猫ちゃんはチョコレートを食べてはいけないんでしょう??

 

 

チョコレートに含まれるデオブロミンという物質が中毒の原因と言われています。

人では、デオブロミンは分解できますが

犬ちゃん、猫ちゃんは分解できないので中毒症状が出てしまいます。

また、チョコレートには、カフェインやテオフィリンも含まれているので食べると本当に危険なんです。

 

 

◎症状

・下痢嘔吐

・多飲多尿

・ケイレン

・震え、硬直

・頻脈、不整脈

・呼吸困難

・興奮、落ち着きがなくなる

 

最悪の場合は、死に至る事もあります。

 

 

カカオの含有量が多ければ多いほど危険なんです。

 

体重1kg当り

・ダークチョコレート 5g

・ミルクチョコレート 10g

・ホワイトチョコレート 500g

 

カカオ70%のチョコレートはかなり危険なので

よく食べる方は特に気をつけなければいけません。

 

板チョコだけでなくチョコレートが入っている食べ物や飲み物も危険なので

犬ちゃん、猫ちゃん達が目に届く所に置かない事がとっても大事です。

 

万が一、チョコレートを誤食してしまった場合は、30分以内に動物病院に連れてきてください。

様子をみてしまうと本当に危ないので、必ず早めに来院してください。

 

・どのチョコレートを食べてしまったのか?

・どのぐらい食べてしまったのか?

・いつ食べてしまったのか?

 

↑↑

上の3点は必ず、獣医師や動物看護師に伝えてください。

誤食してしまって、時間が経っていなければ催吐処置をします。

 

また、胃洗浄や吸着剤の投与、血液検査など必要な処置、検査があります。

なので、誤食にしてしまったら、様子を見ず、早めに来院してください。

 

動物にとってチョコレートは危険な食べ物なので

手に届かない場所に置かない、食べさせないように気をつけてくださいね!

 

当院のyoutubeにもチョコレート中毒についての動画がupしてるので是非そちらもご覧ください!

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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