こんにちは!動物看護師の片野です!
今回は、『黒色腫(メラノーマ)』について書いていこうと思います。
黒色腫(メラノーマ)は人にも犬ちゃんにもなる場合があります。
猫ちゃんでは稀に見られる事があります。
黒色腫(メラノーマ)とは、、、??
メラニン色素を持つ細胞が腫瘍化したもので 口腔内や、眼、皮膚、四肢などに
発生しやすいと言われています。
良性・悪性があります。
◎皮膚
良性または悪性のものもあります。
高齢の子に多く頭部や四肢などに発生する事があります。
無色のものや目立たない黒斑点のもの、急に成長するものもあります。
爪の下に出来るメラノーマは扁平上皮癌の次に多い腫瘍と言われています。
リンパ節や肺へ転移する恐れもあります。
◎眼
眼に出来たメラノーマは良性の物か悪性な物なのか判断が難しいと言われています。
良性の場合は予後が良好で経過観察ですが 悪性の場合ですと進行が早いので眼を摘出する事もあります。
◎口腔内
悪性度が高いです。
舌や唇、歯肉、硬口蓋などに発生する場合があります。
(症状)
・口臭
・出血
・よだれ
・食べずらそうな様子が見られる 口腔内に診られ黒色腫(メラノーマ)は、
悪性度が高く 肺やリンパ節に転移してしまいます。
主な原因は分かっておらず早期発見・早期治療が大切です。
◎治療
・外科手術
・化学療法(抗癌剤)
・放射線治療
特に口腔内のメラノーマは悪性度が高く、発見が遅くなり、
リンパなどに転移してしまうケースも多いです。
手術で摘出しても再発してしまうこともあります。
早期発見・早期治療で早く治療ができます。
体調の変化やお口の中、皮膚やいろんな所を見ておくと 何かあった時、
すぐに発見が出来ます。 日ごろから、チェックしておくといいと思います!
何か気になったことがありましたら、早めに動物病院に来院する事をお勧めします。