膿皮症

 

 

 

こんにちは!動物看護師の片野です!

 

今回は『膿皮症』について書いてみようと思います!

 

 

膿皮症は犬ちゃんによくみられる皮膚病の1つです。

主にブドウ球菌が異常に増殖してしまうことが原因と言われています。

犬ちゃんは人に比べて皮膚の皮が薄くPHが弱アルカリ性に傾いています。

 

膿皮症には『表皮性膿皮症』と『深在性膿皮症』に分けられます。

 

 

◎原因

・アレルギー性皮膚炎

・外部寄生虫

・高齢犬や若齢犬

・免疫力が低下している

・自己免疫疾患

・ステロイドの長期使用している

・ホルモン疾患(甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症) など。

 

 

◎症状

・痒み

・脱毛

・フケ

・丘疹

・膿胞

などの症状が出ます。

 

 

◎治療

・内科治療(細菌感染に対して抗生剤を投与)

・定期的に薬用シャンプーをする。

 

 

◎予防

・定期的にシャンプーをし、清潔に保つ。

・特に夏やジメジメする梅雨の時期は皮膚炎になりやすく、もともと、皮膚が悪い子は悪化したりするので

湿度や温度にはしっかりといけません。

 

 

これから暑くなる季節になるので、

皮膚が弱い子やアトピー性皮膚炎がある子はもちろん

皮膚がいい子も定期的にシャンプーに入れて皮膚を常に清潔に保つ事と温度・湿度管理がとっても大事です。

身体が痒いととってもつらいですよね、、、。

「常に掻いている。」「身体から臭う」「フケや赤みが出る」などいつもと様子が違うなと思ったら

早めに動物病院に来院する事をお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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