こんにちは!動物看護師の片野です!
今回は『秋から冬にかけて増える病気~ウイルス感染~』について書いていこうと思います!
気温が低下することによって鼻や喉の粘膜が刺激され咳や鼻水、くしゃみなどの症状が出てしまいます。
また、免疫力も下がってしまうので呼吸器疾患だけでなく感染症にもなる可能性もあるので
仔犬や子猫、高齢犬、高齢猫は注意が必要です。
また、寒暖差があると心臓に疾患がある子は咳が増えてしまい、心臓にとても負担がかかってしまうので室温・湿度管理がとっても重要です。
・犬の風邪(ケンネルコフ)←仔犬の場合注意が必要
・猫の風邪(ウイルス感染;猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症)
等
◎症状
・咳
・くしゃみ
・鼻水
・眼脂
◎予防
1年に一度のワクチン接種で予防できるものもあります。
猫ウイルス性鼻気管炎、猫カリシウイルス感染症もワクチン接種で予防できます。
ケンネルコフもワクチン接種で予防ができます。
ただ、ケンネルコフは感染力がとても強く
ペットショップやブリーダー、多頭飼育の環境だとそこにいる子たちに感染してしまいます。
免疫力が低い仔犬や高齢犬、ワクチン接種が終わっていない子は感染してしまうリスクが高くなってしまいます。
万が一、ケンネルコフの子が1頭いたら全員に感染してしまいます。
・換気をする。
・食器やケージなどは、しっかりと消毒をする。
・ケンネルコフっぽい子がいたら別の部屋に移動させる。
免疫力が低下するとどんな元気な子でも風邪を引いてしまう事があります。
免疫力が低下しないようにバランスのいいごはんとストレスを溜めない。
また、換気や室温・湿度管理をしっかりとする。
1年に一度しっかりと予防接種を行う事が予防にもつながります。
特に高齢犬や子犬、子猫は免疫力が低下しているので
咳や鼻水など普段と違う様子があれば早めに動物病院に来院する事をお勧めします。
1年に一度は混合ワクチンで予防する事と室温・湿度管理はしっかりとしましょう!