椎間板ヘルニア

 

 

 

こんにちは!

今回は『椎間板ヘルニア』について書いていこうと思います!

 

 

◎椎間板ヘルニアとは?

椎間板が何らかの影響で飛び出し神経を圧迫してしまう事を椎間板ヘルニアといいます。

痛みが生じ、麻痺などを起こし歩けなくなってしまいます。

 

 

◎原因

肥満や交通事故など様々な原因が考えられます。

 

 

◎症状

・抱っこすると嫌がる

・歩きたがらない

・後肢麻痺

・排便、排尿障害が生じる

 

 

椎間板ヘルニアにはグレード1~5までに分かれます。

 

 

・グレード1

痛みが生じ階段の上り下りを嫌がったり抱っこをするとキャン!と鳴いたりします。

 

 

・グレード2

後肢に力が入らず、ふらついたり麻痺が生じます。

 

 

・グレード3

麻痺が進行し、後肢に全く力が入らず自力で歩けなくなってしまいます。

後肢を引きずって歩行するようになります。

 

・グレード4

排尿障害も出てきます。

自力で排尿排便が出来なくなったり、尿が垂れ流しの状態になったりします。

 

 

・グレード5

完全に麻痺し痛覚も全くなくなってしまいます。

自力で排尿もできなくなってしまいます。

 

 

◎治療

グレードによって治療法が異なります。

グレード1~2は、内科治療で痛み止めを使用して安静に過ごします。

グレード3~5は手術で治療します。

術後はリハビリやレーザー治が必要になります。

 

 

 

◎予防

太りすぎてしまうと足腰に負担がかかってしまいます。

肥満になりすぎないように体重管理をしましょう。

 

また、階段の上り下りや、二本足で立たせたり抱っこの仕方も負担がかからないようにしましょう。

フローリングも負担がかかってしまうので、ジョインマット等にするのも予防の1つです。

 

特に犬ちゃんならダックスフンドやコーギー、猫ちゃんならマンチカンは足が短く、足腰に負担がかかりやすいので気を付けましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

横浜市鶴見区の動物病院 三ツ池動物病院
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