こんにちは!
今回は『アルぺシアX(脱毛症X)』について書いていこうと思います!
◎アルぺシアX(脱毛症X)とは?
ポメラニアンに多く見られる病気で、尾尻の毛や背中などの毛が脱毛してしまう症状が診られます。
毛の生え変わりが原因不明で止まってしまう病気です。
非ステロイド性脱毛で本人は痒みが生じません。
若齢の未去勢に見られる事が多いです。
クッシング症候群(副腎皮質機能亢進症)と症状が似ていることから「偽クッシング症候群」とも呼ばれます。
◎原因
残念ながら原因が分かっていません。
◎症状
・脱毛(左右対称)
→背中の毛や尾尻の脱毛。顔や手足は脱毛は見られません。痒みの症状見られません。
・毛艶がなくなる
・色素沈着
等の症状が診られます。
◎治療
・外科手術(避妊、去勢手術を行う。)
・内科治療(ホルモン剤やサプリメントを使用する)
薬をやめてしまうと再発してしまう事もあります。
◎予防
残念ながら予防法はありません。
ポメラニアンで多い病気なので、ポメラニアンを飼っている方は、日頃から注意が必要です。
痒みのない脱毛が見られたら、様子を見ず早めに動物病院に来院して、獣医師に相談してみてくださいね。